Column
■代表 かしむらかおりのコラムより「叡智のボトル/黄金郷」
美しい日本語に導かれる数霊からボトルを知る」
古代からのあらゆる智恵と繋がっているオーラソーマのボトルたち。
植物や鉱物、色との深い関わりはご存知のかたも多いと思います。
他にも占星術や過去世、数秘、タロットや生命の樹などあらゆる宇宙の叡智や神秘と
繋がっています。
私はなかでも、カバラとの縁が感じられる数秘と、ボトルとの関連に興味を持ちました。
言葉や色も固有の波動を持ち、言霊、色霊があるのと同様に、数にも数霊というものが存在します。
そうだとしたら、言葉は海を超えてしまうと変わりますが、数式は世界共通なのですから、数の持つ影響力は更に強そうです。
数霊というものは古神道によって古より伝えられてきたものだそうですが、そこでは日本語の50音1つ1つが数に変換できます。
日本では、古来より文化風習の中で育まれてきた言霊と表裏一体になっているのが数霊で、それぞれ言霊から数霊へ 数霊から言霊へ自在に変換が可能です。
「数霊に秘められた宇宙の叡智」深田剛史著より
これはオーラソーマのボトルを理解してゆく際にも、日本人にとっては大変に有効な事です。
そう感じた時に、思い出した事がありました。
私自身がレベル2を受講した時に、色彩の持つ言語の探求で、ドイツ人のティーチャーから「ヨーロッパの文化に親しんだ人でないと分からない意味を、無理にテキスト通りに覚えようとしなくても、ここは日本なのだから日本の文化に沿った形で色の持つ象徴を考えてみなさい」という宿題が出された事がありました。
そしてクラスメイトと日本の文化から色の意味を探求した事により、色の持つエネルギーをとても深く感じられたものでした。
例えば日本で赤を象徴するものといえば、やはりイメージとして浮かびやすいのは「キリスト」よりも「神社の鳥居」や「日の丸」です。
それらは何故赤いのだろうという探求をしていきました。
数秘に戻りますと、例えば自分の持つ名前から数を導き出して、そこから潜在的な可能性や自分の使命や目的などを見て行くということも出来ます。
但しその場合には、日本語の名前をまず、英語のアルファベットに書き替えてから、その英字に置き換えられた数の持つバイブレーションを通してみてゆきます。
最近では72の天使のコースの中で、ヘブライ語のアルファベットと数の関係性もご紹介してまいりましたが、日本語の50音を数に置き換えられるという事は、私自身は知りませんでした。
逆に、何故これまで日本語から数に変換出来ないものかと疑問に思わなかったのか、自分でも不思議です。
そしてその方法を知った事は、私自身が漠然と感じていた問題にも光をあてました。
オーラソーマを全く知らない方々でも、元々数秘学にはとても興味を持っているという方は、世代や男女を問わず多くいらっしゃいます。
現に、これまでも、数秘を切り口にオーラソーマをご紹介するというセミナーを各地で多く行ってきましたが、「数秘」とか「数」というキーワードが含まれていると、途端に男性の姿も増え、そしてあらゆる世代の方々がお見えになります。
ただその場合には、ボトルをご覧になるのも初めてという方も多いので、唐突にボトルと数との繋がりをご紹介するよりも、日常馴染みのあるご自分の名前がどのように数字と繋がっていて、それはボトルで見てゆくと、どういう意味を持つのかという進め方のほうが、オーラソーマに興味を持って頂く上でも有効でした。
ところが、世代が様々なそういったセミナーの中では、名前をアルファベットに変換する事自体がまず困難な方も多いのです。
その戸惑いの中でご本人の名前を、普段使い慣れない英語のアルファベットに変えるように推し進めてゆくことに、私自身も少し無理を感じていました。
この事自体がすでに、多くの日本人にとっては馴染みがないわけです。
それはずっと感じていました。
そしてふと、このオーラソーマというものは、数秘に限らず、カバラの古代からの様々な智恵とも繋がっているのだとしたら、イスラエルとの繋がりがとても深い日本の言語のほうが、英語のアルファベットよりも更にそこに意味を感じられるのではないかと、思ったのです。
「そうだ!無理に英語でなくても日本語に変換してみたらどうだろう?」と・・・。
そんな時に出会ったのが、深田剛史さんの本でした。
日本語の50音がみごとに数字に置き換えられています。
世界の中でも屈指の美しさを誇る日本語。
その50音から変換された数を通してボトルを見てゆくことは、また新たな側面から意味を理解してゆけます。
日本語を数霊に変換する方法はとてもシンプルです。
通常、「あいうえお」と発音していますが。
これを「あおうえい」と置き換えます。
これは母音の「い」と「お」が入れ替わったもので、発音の際の口の開き方の大きい順になっています。
本来はその方がより自然な配列で、昔はこの順番だったそうです。
「かこくけき、さそすせし・・・となってゆく訳です。
あ=1、お=2・・・とシンプルな順番に50音と数が繋がってゆきます。
ちなみに、ん=1です。
1から始まり、1で終わります。
そして、普段使われている言葉を数に置き換えて、それらを足してゆくと「言霊数」が現れます。
例えば「41」という数は、「神」を表します。
か=6 み=35 6+35=41
他にも「へそ」も41になります。
オーラソーマでは「B41=エルドラド」 ゴールドのボトルです。
へその領域を表し、中心を意味します。
「41」もまた、或る数の法則に従った方陣(数曼荼羅)の中心にある数です。
逆に41は50音の「ら」に相当し、「ラー(エジプトの最高神/太陽神)」です。
41番のゴールドのボトルもまた、過去世において太陽信仰を意味するボトルでもあります。
そうです。「ラー」です。
やはり日本語と数の繋がりは、ボトルの意味を理解する事に役立ちそうです。
それにしても、「41=ら」で、ラーでもあり、神を表しているのだとしたら、せっかく先人が残して下さった美しい日本語も、現代の「ら」抜き言葉では、言葉の中心や神を失う事になるのです。
また、「100」という数は、富士山になります。
ふ=28 じ=60 さ=11 ん=1 和は100になります。
他にも「美意識」や「白馬」など、美しくて完璧なものを表すものは「100」になります。
アララト(ノアの箱舟が漂着したアララト山)も100。
100点=満点を表し、パーフェクトである事を意味します。
ボトルでもB100大天使メタトロンは上層がクリアで下層がディープマゼンタのカラーコンビネーションで、上下共に全ての色を含むパーフェクトな配色です。
きりがないので最後に、日本の国番号「81」は「光」を意味します。
そして「人間」も81になります。
「胎児」も「先祖」も81になります。
人は、生まれる前から死んでしまったあとも、やはり「光の存在」であり、日本という国は光の国なのです。
「未来」も81で、光です。
もし、そう感じられないとしたら、自分の不安や恐れがその光を打ち消してしまうのです。
愛と恐れは共に存在する事は出来ません。
だからこそ、「B81=無条件の愛」なのです。
このように日本語から現れる、言霊数。
このことは日本人だからこそ、オーラソーマのボトルへの理解を一層深めてくれるように思います。
ヘブライ語は光の言語だと言われていますが。日本語もまた光の言語だということです。
つい私達は、外側の遠い場所や国や時代に気をとられやすいですが、今年は特に日本という国に改めて意識を向けた方も多いのではないでしょうか?
私自身もその一人ですが、今回は更に、数霊を通して日本の国の素晴らしさを改めて感じています。
「光の国、日本」に生まれた、光の存在である私達は、光である未来に向かって、美しい日本語を大切にしながら、中心に在るゴールドの星をお互いに輝かせてゆきましょう。
柏村 かおり 記