The Archangel Raphel(大天使ラファエル)|イクイリブリアムボトル|B90~B104 7,150円(税込) | 横浜市西区のカラフルK直営店・プリズムのオンラインショップ

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イクイリブリアムボトル

B90~B104 7,150円(税込) 

B96

The Archangel Raphel(大天使ラファエル)

※小さい画像にマウスオーバーすると拡大写真が見られます。

商品番号

I-96

内容量

50ml

通常価格

6,500円(税抜)

カートに入れる

※税込22,000円以上で送料無料

Column

■代表 かしむらかおりのコラムより「大天使ラファエル」


「オーラソーマ いのち から いのちへ その10 ~大天使ラファエルのロイヤルブルーに存在する権威~」

大天使ラファエルのロイヤルブルーに存在する権威

12月14日の大天使ダニエル誕生のニュースで多くの人が、新たなはじまりにワクワクしている事と思います。

ロイヤルブルーに新たなミッドトーンロイヤルブルーという色が誕生し、私自身もそこにある神秘の意味を体験したくて、ダニエルの到着を待ち遠しく感じているひとりです。

そんな事から、ロイヤルブルーの色を思った時に、大天使ラファエルについて思い出した事がありました。

それは、10年程前の暑い夏の日に、スクール情報誌の会社が主催するイベントに参加した時の事でした。

人通りの多い新宿駅近くのガラス張りのスペースからは、光り輝くオーラソーマのボトルたちが通る方々を誘っていました。
その日はコンサルテーションを無料で受ける事が出来るという事もあって多くの方が訪れました。

そして、夕方になりそろそろイベントも終わろうとしていた時に、一人の男性が入ってきました。
あまりかまっている様子のない髪とヒゲ、年齢は50歳くらいという印象でした。 白いランニングシャツに黒い短パン、ビーチサンダルに、首には赤いタオルがかけられていました。

自動ドアが開くと同時に彼は誰にともなく、「これ!やってくれるの?」と大きな声でたずねました。
その瞬間に、その場の空気が変わるのを感じました。 そして次の瞬間、私の耳元で「あ?、これは、柏村先生でないとちょっとね?」という声がしました。
要するに、なんか怖そうというか、ややこしそうだと感じたのだろうなという事は私にも分かっていました。

そこにいた人たちの、あまりにあからさまな態度の違いを背中で感じながら、私は、「はい、もちろんです。どうぞ」と彼に笑顔で椅子を差し出しました。
「あ。いいの?」と椅子に腰掛けた彼は、「これ、なにがわかるの?」とたずねました。
ぶっきらぼうに話す彼に、私は不思議と緊張も違和感も感じる事がなく、親しみさえ感じていました。

ボトルを選び始めた瞳は輝いていて、時折身を乗り出す姿は子供のようでした。
1本目のセラピスベイという上下ともクリアのボトルを選ぶのに少し時間を要したものの、その後はあまり迷う事なくすんなりとボトルが選ばれてゆきました。
2本目に、89番のエナジーレスキューというレッドとディープマゼンタのボトル。
1?2本目のボトルの色は、その日の彼が身につけていた色の全てでした。

そして、3本目には96番大天使ラファエルという上下ともロイヤルブルーの大天使がいました。
私には、この時のラファエルのロイヤルブルーがとても深く美しく感じられて、コンサルテーションでも、自然とロイヤルブルーがフォーカスされてゆきました。

「最近、周囲の方々とはいかがですか?」とたずねると、
「人は所詮、孤独で、一人ぼっちなんだと思っている。」
と話し始め、これまでの事を沢山話してくださいました。

コンサルテーションで私から質問したのはその一度だけで、その方が話す事をあとはほとんど聞いていただけでした。

どうやら、彼が仕事で失敗をした事で、家族もみんな離れていってしまい、現在はひとりで救済施設のようなところで生活をされているという事でした。
彼は私に「水道だけはね、いくら使っても無料なんだよ」と、それは有り難そうに何度も説明をしてくれました。
私はその度に「あ?それは助かりますね」と、頷きながら彼自身のラファエルの質を感じていました。
彼はそのとき確かに、生活に対する不安や、孤独の中にいましたが、彼の中の真の権威や知恵はそこにそのまま存在していることを、大天使ラファエルは私に見せてくれていました。

そのイベントでは、主催者に声をかけられて無料なら受けてみようかなと思う人が多かった中で、彼は、自らボトルの美しさに心惹かれてやってきた数少ない人の中のひとりでした。

短いコンサルテーションの終わりに私は、ずっと気になっていた事について、2つ目の質問をしました。
「これから、どこかに行くのですか?」
すると彼からは確信していた通りの答えが返ってきました。
「うん、すごく嫌なんだけどね、これから会わないとならない人間がいるんだ」
彼が首から下げていた真っ赤なタオルは、彼よりも先に、私にずっとその事を訴えていました。

「そう。いいものがあるからつけていって。」と言って、私は彼の左手をとって、ディープレッドのポマンダーを垂らし、簡単に施し方を伝えました。
彼は、初めてつけたはずなのに、なにも疑う様子がなく、私のするように真似をして一生懸命自分にポマンダーを施していました。

コンサルテーションの間中、背中に感じていたその場の空気。
興味と視線が、その頃には、「そろそろ切り上げたら?」と私を急かしている事も感じていました。
私は、 「きっと、あなたの助けになると思う」とだけ伝えました。
今思うと、この時、考える前に言葉が先に出てしまっていたというのが正直なところでした。
これもラファエルのロイヤルブルーがもたらしてくれた、コミュニケーションだったのかもしれません。

すると彼は、「これはなんていうもの?」と聞き返しました。
「ポマンダーといって、私たちの保護のために使えるのよ。これはディープレッド。あなたをポジティブなかたちで保護してくれるはず。私は何度も助けられたの」と伝えると、彼はそこにあったパンフレットを手にとり、「ここに連絡をすれば、買う事が出来るの?お金が入ったら買いにいくよ」といいながら、何度もこの番号でいいの?と電話番号を指差しました。 そんな彼を送り出すと、待っていたかのように関係者が私のそばに走り寄り、
「先生?すみませ?ん、変なのが来ちゃって?」と苦笑いしながら私の肩を叩きました。

その瞬間に私の中で、それまでの感じ続けた空気の中で、抑えていたなにかが、化学反応のように小さな音を立てて流れ出しました。
私は実際には言葉には出さないまでも、心の中で
「オーラソーマはこのボトルの前に立った人たちにとって平等に必要なものです」と言っていました。

そうはいっても、本来イベントは、主催者の目的に添ったものでないとならないので、引き受ける以上は、そこに応えてゆくのも当たり前の責任です。

でも、本当に必要だと感じる事を脇に置いてまで、私は今ここで、オーラソーマの何を伝える事が出来たというのだろう、という気持ちも正直ありました。

そうして彼の選んだロイヤルブルーはこのときに、すでに私自身への気づきのために存在してくれていました。
ロイヤルブルーには、ほんの少しレッドが存在しています。
そこには、私たちの聖なる魂が宿る肉体というものが教えてくれる数々の学びがあります。
レッドは物質の色でもあり、分離の色でもあります。
自分の使命を生きる事と現実の問題。
私たちがこの肉体を持ってサバイバルに直面しながら、高い精神性や愛を失わずに生きる事の困難さ。
また、この生命を守るための恐れが、時には真実の愛を遠ざけてしまうということにも気づかせてくれます。
私は、彼の小さくなってゆく後ろ姿を見ながら、彼はきっと大天使ラファエルが姿を変えて、そこにいた私たちに本当に大切な事を教えに来てくださったのだと感じていました。

ロイヤルブルーは、私たちが気がつきさえすれば、分離のない宇宙そのものの色であり、夜空の色であり、明るい時にはどうしても見る事が出来ないでいた星に気づかせてくれるとても深い色。
人はなぜか、ずっとそこにあったはずの星に、暗闇にならないと気づけないでいます。
少し明るくなった今回のミッドトーンロイヤルブルー。
その色が、私たちの信念体系や条件付けに光をさしてくれることに、大いに期待できそうですね。
 


                           柏村 かおり 記
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