Column
■代表 かしむらかおりのコラムより「大天使ダニエル」
「オーラソーマ いのち から いのちへ その１１～大天使ダニエルの在り方～」
大天使ダニエルが誕生して、これまでにない人気を博しているようですが、はや２ヶ月が過ぎ、そのダニエル旋風も少し落ち着いてきた頃でしょうか？
私も今回最初に驚いたのは、ダニエルの誕生を知るやいなや、生徒さんたちに、１０本欲しいという方々がいたり、一度手にした人たちが再びすぐに、もう１本欲しいと訪れた事でした。
ミッドトーンロイヤルブルーという新しい色が登場したものの、ダニエルはフレッシュでいて、どこか馴染みがあるような不思議な感覚があり、すんなりと日本に溶け込んでしまったように感じています。
なんでも大天使ダニエルは文献からすると、年の頃は３０代半ばの２mもある長身。 ウェーブがかった亜麻色の髪に、明るいグリーンの瞳。 そう聞いただけで、なぜか中々のイケメンだと思い込んでしまったのは私だけでしょうか・・ そのような事はどこにも書かれていませんでした。
それにしても、天使の身体的特徴から、発表されるあたりも、B111（１、１、１、フィジカルレスキューの強調）の大天使ダニエルらしいですね。
２mの長身という事は、さぞかし見えている世界も違うことでしょう。 子供の頃から小さかった私は、父に肩車をしてもらうと、一気に視界が広がり、どこまででも見渡せるような、あまりに違って見える世界にワクワクしたものでした。 目線が高いという事は、ダニエルもそれだけ視野が広く様々な角度から物事の全体像を見渡す事が出来るのでしょうね。
そして、少し光が差したミッドトーンロイヤルブルーの明晰さは、私たちが見たいように理想化した現実を見るのではなく、オリーブグリーンと共に、真の目的に目覚めてゆけるように助けてくれます。
私自身が、大天使ダニエルのボトルを手にしたのは、ラハシャ先生とヌラさんによる、「The New Dawn, Awakening Intensive」というコースが行われる、オーストラリアツアーの出発を目前に控えた時でした。 そしてツアーの間は、ダニエルとワークし、いつも共にいました。
私にとってはカバラの７２の天使における守護天使もダニエルという名前の天使ですので、大天使ダニエルの誕生はとても親しみを感じられるものでした。 このカバラの７２の天使もまた、私たちが前世から携えて来た条件付けと潜在能力が何であるかを明らかにする存在です。
ダニエルと大天使ダニエルは、同じ音を持つ天使ですから、当然とても似た質を持ち合わせていて、そのどちらも話術やコミュニケーションに関連し、そして法律や正当性に関する問題、社会的正義の感覚、正しい判断力、そして自己肯定などのいくつも
の共通点を有しています。
大天使ダニエルの誕生の際に、マイクブース学長がリリースしたメッセージには、私たちの信念体系や条件付けがいかに私たちの身体にとって、ダメージとなりうるのかという事が書かれていました。 それは細胞レベルの破壊や衰退を導き、そして、こういった状況に関して、大天使ダニエルは真に助けになるという事も言及しています。
まさに今回のオーストラリアの旅は、私たちが信じ込んできた事との同一化を解放するものでもありました。 また、B1のフィジカルレスキューのエネルギーを３倍に強調した形の大天使ダニエルの誕生と、オーストラリアでの体験は、ここ数年私自身が不思議に感じていた事をとてもクリアにしてくれました。
２０１２年を境に、盛んに耳にした言葉。 光に向かってゆく旅のなかで、人々は一層軽やかになり、物質的なものが手放されてゆくということ。 時代の流れも、空前の断捨離ブームや、物質に固執しない悟り世代と呼ばれる人たちがフォーカスされてゆきました。
そのような中で、私自身はなぜか、究極の物質である肉体へと意識を向ける時間が遥かに長くなってゆきました。 身近な人の死を通して、植物療法としてのメディカルハーブを学ぶ中で、身体の機能の事も学び、この肉体をどのように健やかに維持してゆくかという事を探求するために私は多くの時間を費やして来ました。
今、何故これほどまでに身体の事を探求したいのか、私だけが時代を逆行しているのだろうか？と不思議に思う反面、そこに何の迷いもありませんでした。
今回のツアーのご案内が届いた時に、ラハシャ先生とヌラさんからのメッセージもまた、私のハートに響き、同時にとても腑に落ちました。
「幸運の年、２０１２年が終わり、どうやら“全地球的目覚め”が一段と近づいたようです。・・中略。 目覚めた人生を生きるとは、自分の変容の真価が問われることです。覚醒後、人生は私たちに挑戦課題を課す事でしょう。本来の自分の真実に留まり、
来るべき強烈な変化と共に流れ、地に足をつけて現在に留まり、聖なるものとの繋がりを深化させ、臨在のなかに居住する事、つまり片足を天に置き、片足を地に置いて生きることを私たちは迫られるでしょう。」
１１１は、フィジカルレスキューが３倍に強調されたものでもあり、数秘の観点からも、準備は整い実行してゆく時が来た事の現れです。 その為に、健やかな心身は必要不可欠であり、移り行く日常の中に感謝とともに在りながら、自分自身の真実を生きてゆく時がやってきました。
また、ゲートが２つ開かれている事も、ダニエルの視野の広さやB２のブルーの平和と受容性、そして喉にあるコミュニケーションの扉が開かれた事が感じられます。
喉は信念体系そのもので、条件付けと多くの信じ込みがそこにあります。 抵抗に関する条件付けや、否定的な信念体系を肯定的なものに反転させる可能性を持ったダニエルは、上層にほんのり光を帯びたロイヤルブルーが存在します。 同様にロイヤルブルーの色を持つ、大天使ラファエルもまた、私たちに批判ではなく、参加を求めている大天使です。 そのどちらからも、背後にレディナダの愛のエネルギーを感じますね。
頑になる程に喉は閉じられ、コミュニケーションの困難さが生まれますが、 ひとたび勇気をもって信頼し、新たな呼吸を深く内側に取り入れてみると、そこには思いがけず、内側のスターに深く繋がる道が開かれます。
私事ではありますが、大天使ダニエルと共に過ごしたオーストラリアの旅で「Prem Satya 愛と真実」という新たな名前を頂きました。 私は、ずっとどこかでそのタイミングを待っていたのかもしれませんが、思いがけず大天使ダニエルが誕生した直後に、それは実現しました。
私の守護天使ダニエルは慈愛の天使であり、大天使ダニエルも愛と愛に関する質の全ての伝達を司る大天使です。 そして、そのどちらにも共通する「真実」という意味は、私のバースナンバー「８」をシェイクした時のグリーンでもあり、生命の樹からもジャスティス（正義）というパスと関係しています。 「愛と真実」という名前を授かった事、それこそが、私自身が第一細胞の記憶に触れた瞬間だったように感じました。 この事がどのように展開してゆくのかは、まだ私にはわかりませんが、 自分の為に開かれた、「約束の扉」を感謝と共に通り抜けてみたいと思います。
もう私たちは、幻想の愛の中に留まる必要はなく、肉体という宇宙の神殿を入り口として、夢の実現化を推進してゆく時を迎えたうです。
サティア（かしむらかおり）記
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